『ひとつの音に世界を聴く』(武満徹対談集)
『ひとつの音に世界を聴く』(武満徹対談集) なんと美しいタイトルだろう。 神田の古書店で見つけたとき、本が発光しているような気がした。読んでくれ、読んでくれ、家に連れて帰ってくれ、と。笑 味わいながらチビチビと読んでいる。なんと言っても、武満さんの言葉の選び方が美しくて、...
大友良英「音楽と美術のあいだ」
大友良英さんの「音楽と美術のあいだ」という対談本を読んだ、 フィルムアート社から出ている素敵な装丁。440ページという大著! とは言え、対談本なので、ツルツルとソーメンのように喉ごしよくあっという間に読めました。当直の合間に、ひっそりとした夜中に。...
神話、音、衣
EGO-WRAPPIN'の中納良恵さんはいつもお洒落でセンスがいい。 衣服や衣に気を使うことは大事なことだと思う。 お洒落やファッションを恥ずかしがる必要はない。 むしろ、恥ずかしがっている自意識の方が、自分は恥ずかしいとさえ、思う。...
音の響き
EGO-WRAPPIN'の中納良恵さんが、「午後の紅茶」のCMで「一休さん」をカバーしていて、本当に素敵すぎるー!!! 良恵さんのリズム感は本当に天才だ―!! CMだけだと名前が出てこないのだが、声とビートを聴くと良恵さんの声だと一発でわかる。...
murmur magazine for men 第3号 「あたらしい医療 うつくしい養生 」
服部みれいさん責任編集のmurmur magazine for menの第3号. 4月27日木に発売ですが我が家に届きました。 自分のInterview記事が載っています。 「あたらしい医療 うつくしい養生 」 という素敵なタイトル。 ご興味ある方は、是非どうぞ。 ...
雅楽
先日は、お声かけ頂き、皇居内に雅楽を聞きに行った。 雅楽を聴くと、あらためて音の重なり合い、響きの美しさに感激する。 日本の文化は、ペルシア、インド、中国、朝鮮、、、あらゆる文化を経過して絶妙にミックスされて到達してきているのだなぁ、と、先人の偉大さと前衛さに感じ入る。...
ローランド・カーク(Roland Kirk)
ローランド・カーク(Roland Kirk、1935–1977年)という音楽家がいる。 ニーナ・シモン(Nina Simone)と同じくらい、音を聞くたびにいつもしびれる人だ。 ローランド・カークはアメリカのジャズ・ミュージシャンに分類されるが、サックス、フルート、トランペ...
Ravi Shankar「Improvisations」(1962)
Ravi Shankar(ラヴィ・シャンカル)はほんとうに天才だなぁ、と思う。 即興演奏(Improvisations )がとんでもなくかっこいい。 娘のノラ・ジョーンズにも、このSpiritが受け継がれてるんだなぁ、とつくづく思う。 Ravi...
体育と教育と医療 ‐オリンピックの可能性
自分は身心変容技法研究会に参加しています。 研究代表者である鎌田東二先生の元、現在は上智大学内のグリーフケア研究所にて開催しています。 <科研基盤研究A>もとっている、学術的で硬派な研究会。 身心変容の問題や技術を、主に宗教学や文化人類学など、広い観点で捉え直す研究会です...
『Louis Bellson and His Big band』(1977年)
ルイ・ベルソン(Louie Bellson)(1924‐2009年)は1942年から66年間に渡って第一線で活躍した伝説のジャズドラマー。 ツーバス(バスドラムを2台)のドラムセットを世界で初めて考え出したのは、Louie...