レコードと後姿
1歳になると、指差しができるようになる。 1歳と1本指が呼応しているのが本当に不思議だ。誰もが通ってきた道。 指の扱いがうまくなると、いろいろと興味が拡大するのか、この前までは岩波文庫を取り出して遊んでいたが、最近はレコードを取り出して遊んでいる。...
存在の響き
『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法―アレクサンダー・テクニークで息を調律する』(医道の日本社)刊行記念、として行われた、5月16日の青山ブックセンターでの歌手、鈴木重子さんとの対談。 その対談の打ち合わせで、重子さんの実のお父さんがなくなられるときの「看取り」と「存在の...
1年生きる
こどもが先日1歳の誕生日を迎えました。 1年生きる、こんなにも大変なことだと。 しかも、この世に生きる人がみんなこういうプロセスを経ているんだ、と改めて思う。 1歳、2歳、、、と生きていくと、それぞれの環境でいろんなことが起きます。 ...
「ジャズにおける即興演奏」ビル・エヴァンス
ビル・エヴァンスは演奏もさることながら、文章表現の深さにも驚いた。何度も読み返した。 動画で彼の身体表現を見ているだけでも、 ピアノと演奏家、鍵盤と演奏家、音そのものと演奏家、すべてが溶け込んだ「場」そのもの、、、 いまどういう意識の状態にあるのか。 ...
体や心の問題の変奏曲として
ふとラジオを聞いていた時の内容。 公文書改ざん、あおり運転、有名人の不倫や浮気、アメフトの危険タックル、、、、 こうした話は一見すると関連性がないと思われる。 でも、 実はこれはすべて人間の「意識」の状態の問題なのだ。 人の体や心の問題なのだ。...
坐、蝦夷、縄文、村上RADIO
今回は直接の知り合い、友人たちの宣伝をメインに。 (最後に、春樹さんのラジオと、自分が関わっている演劇も追加。) ●『坐の文明論』矢田部英正著 矢田部英正先生の本は、 ■たたずまいの美学 - 日本人の身体技法 (中公文庫)2011/9/22...
自然のすがた・かたち
小石川植物園にて。 植物の存在、すがた・かたち、を見ていると、 そこには人知を超えた必然性と意味とがあるのだろうと思う。 そうすると、視点が反転して、 人間の存在、すがた・かたちにも、同じような必然性や意味があるのだろうと感じる。 いのちを運ぶ、という宇宙的な要請として。...
現代の迷宮・洞窟 三鷹天命反転住宅
三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために(Reversible Destiny Lofts MITAKA (In Memory of Helen Keller)) 2年ぶりに訪れて改めていろいろなことを思う。 三鷹天命反転住宅は、そのものが現代的な迷宮だと思った。...
あんなのやこんなのや
当直の合間は、いろいろと雑多なことをするのにはかどったりする。 朝から仕事をする、そのまま夜から夜中へ突入。そのまま明日の朝まで、、、長い。 そして、さらにそのまま次の日の夜まで、、、、さらに長い・・・・。 さて。 備忘録もかねて、今後の予定。 (→このページ『Future...