個の成熟と 地球語・宇宙語
コロナウイルスの影響で、軽い安易なつながりは絶たれた。 場の中にいれば何かが保証されるとき、場の中に入るかどうかだけが問題となり、場の中で何をするか、は問われなくなる。むしろ、場の中で個性が突出すると、場の均衡を乱すので、場の力で意見を封殺されるか場から追い出される。...
『未来の医療と健康の場 ~生活の日常と旅の非日常~』
アロマセラピーや植物療法の専門誌、今月号の「aromatopia No.159」(2020/4月号)は、【特集】自然療法とツーリズム です。こちらに自分も文章を寄せています。 『未来の医療と健康の場 ~生活の日常と旅の非日常~』稲葉俊郎(軽井沢病院総合診療科)...
『いま「合奏」は可能か?─心・技・体を整えて広場にのぞむために』(アーツカウンシル東京)
「公共空間での表現」についてのアーツカウンシル東京の提言書、『いま「合奏」は可能か?─心・技・体を整えて広場にのぞむために』に、自分も出ております。 ・風営法改正を主導した弁護士の齋藤貴弘さん ・公共R不動産や南池袋公園に関わる飯石藍さん...
「兵庫県立横尾救急病院展」図録より
横尾忠則さんのTwitter ―――――――――――――― @tadanoriyokoo 4月21日 このコロナで人類の意識は良くも悪くも変るでしょうね。どう変るかはその人次第でしょうけど。 ―――――――――――――― ...
深い井戸を介したつながり
今回のコロナウイルスは、地球規模の問題です。 ですから、「地球」という全体性のバランスを考えて生きる時代に突入している時代なのだと思います。 誰もが地球の根っことつながり、誰もが宇宙と一対一で対峙する感覚を持った時代です。 急性期医療と慢性期医療。...
THE NATURAL SHOE STORE「日々を歩いて vol.10 ~水路をひいて対話をしよう~ 稲葉俊郎」、加川良「教訓I」(by.杏)
ナチュラルシューストアという靴屋さんは、「本当の心地よさを求めて」というコンセプトを持つ素敵な靴を販売しているとっても素敵なお店。 靴のラインナップを見ているだけでスキップしたくなる嬉しい気持ちになります。 こちらの連載記事に、この時期だからこそと、記事を載せていただきま...
社会の心が動く
大事なのは「心が動く」こと。 いまの社会システムは、巧妙に精緻につくられていて、水が飲める、電気が点く、ゴミを捨てる、病院がある、学校がある、役所がある・・、その背後にある存在の関係性に、都市生活では何も感じなくなってしまっている。...
HERS(ハーズ)(2020年5月号)稲葉俊郎『いただきますの前の5秒だけでも・・・』
臨床現場のしばしのお休みの時間に・・・ほっと一息。 今月号のHERSという雑誌に出ています。 記事のテーマは「私だけのひとり時間。」というもので、まさに今の時間、かもしれません。 (1月くらいの取材だったような気がしますが、ちょうどいま求められている記事になったのかもしれま...
横尾忠則「タマ、帰っておいで」(講談社)
横尾忠則さんから、新刊を送っていただいた。 「タマ、帰っておいで」(講談社) 亡くなった愛猫タマに関する日記と絵。 自由な次元で異界を行き来するネコは、何かのたましいの象徴のようにも見えて、なんだか泣けてしょうがない本だ。...
共に心を揺らし
いろいろな分岐点というものが常に出てくる。自分が決断しないと行けないときもあれば、誰かが決断したことに従わざるを得ないときもある。 そうした時に、これはダメでこれはイイ、と、単純に二元論で決めてしまわない。 いいことだけど困ったことだ、困ったことだけどいいことだ、というあた...