横尾忠則 HANGA JUNGLE
天才中の天才。横尾忠則さん。 大規模な版画展。 出産などがあり、最近は展覧会も行けなかったが、横尾さんの展示はなんとしてでも行きたかった。 ギリギリ間にあって行けて本当によかった。真の天才に圧倒された。 こうした大天才と同時代に生きていること自体が、誇らしい!...
島と海と海底火山、星
5月28日に横浜美術館で行われたヨコハマラウンド。 ヨコハマトリエンナーレ2017のプレイベントとして、本当に楽しい時間だった。 今回のヨコトリのテーマは『島と星座とガラパゴス』。 このテーマを聞いた瞬間、なぜか村上春樹さんの「パン屋再襲撃」という大好きな短編のイメージが溢...
イキウメ「天の敵」@東京芸術劇場シアターイースト
イキウメの「天の敵」、芝居の初日を見に行った。@東京芸術劇場シアターイースト →イキウメWeb「天の敵」 まーーーー面白くて、感動して、心を震わせて。 演劇の素晴らしさとすごさというものを、思う存分叩きのめされるほど思い知るすごすぎる舞台だった。...
齋藤陽道「神話一年目」
齋藤陽道(はるみち)さんという写真家がいる。 友人として個人的に親しくさせてもらっている。 今回、とある本での写真の撮影があり、陽道(はるみち)さんに是非写真を撮ってもらいたいと思った。快諾していただき、久しぶりに話した。...
大友良英「音楽と美術のあいだ」
大友良英さんの「音楽と美術のあいだ」という対談本を読んだ、 フィルムアート社から出ている素敵な装丁。440ページという大著! とは言え、対談本なので、ツルツルとソーメンのように喉ごしよくあっという間に読めました。当直の合間に、ひっそりとした夜中に。...
夢をみる島
自分は、人生の重要な転換点で見た「夢」を大切にしている。 それは奥底の自分のイメージ世界が提示した、自分への呼びかけとして。大いなるメタファーとして。 時にそれを絵として定着させている。 (これは、結婚した時に見た夢。 一つの水滴を二人が引き伸ばしてレンズのようにして支えて...
第2回 にほんくらし籠展 @COSMIC WONDER
青山のCOSMIC WONDERにて、<第2回 にほんくらし籠展>を見てきました。 普段は洋服を販売している場所を使って、日本全国の職人さんが作っている「籠」の展示をしている。4/15土曜から4/30日曜まで。 「籠」は植物の丈夫な部分を編み込んで作るが、その素材も多様だ。...
「ファッションとアート 麗しき東西交流」展@横浜美術館
「ファッションとアート 麗しき東西交流」展が、4月15日(土)から6月25日(日)まで横浜美術館にて開催されます。 明治維新後の19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術にフォーカスを当てた展示。 東と西との驚きの出会いと受容、そして美として顕れ出たもの。本当に美しく...
「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」ワタリウム美術館
ワタリウム美術館に行き、「坂本龍一設置音楽展 Ryuichi Sakamoto async」を体感してきた。 そこは音楽でもあり、空間芸術でもあり、美術でもあった。 そうしたカテゴライズが意味をなさないほどの、生命や芸術の母型をも感じさせる素晴らしい時間と空間の体験だっ...
「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」東京都写真美術館
東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」は面白かった。お客さんが全然いなかったのが勿体ない!(別の日はもっと入っているのかなぁ?) 江戸末期から明治期の写真には、圧倒的な美しさと存在感がある。...