シュタイナーやゲーテ
シュタイナーは、「神秘学を学ぶ意味は、死者との結びつきを持つためだ」と言った。 シュタイナー『シュタイナーの死者の書 (ちくま学芸文庫)』によると、 なぜシュタイナーが死後の生活を詳しく述べるかというと、我々が死者の存在を確信できるようにするため。...
クラウゼヴィッツ『戦争論』
クラウゼヴィッツの『戦争論』を読んでみた。 西洋医学が健康を知るために遠回りのようにして病気を学ぶのだとすると、平和を知るためには遠回りでも戦争の本質を知らないといけないのではないかと、ふと思ったから。 こどものときから、なぜ戦争が起きているのか、なぜ地球は平和ではないのか...
横尾忠則『原郷の森』、村上春樹『ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles』
文學界、という雑誌があることすら知らなかったんだけれど、文學界2019年8月号には村上春樹さんと横尾忠則さんが名を並べているので、思わず読んで、やはりすごく面白かった。 春樹さんの『ウィズ・ザ・ビートルズ With the...
『たいようのおなら』のら書店
クレヨンハウスで面白い詩集を買った。 『たいようのおなら』のら書店 (1995年再販:サンリード (1980年)) 6歳前後のこどもたちの詩集。 灰谷健次郎さん編集、長新太さんが品の良い!イラストを添えている。 ことばを覚えたてての頃のまなざし。 ...
「美の朝焼けを通って シュタイナーの芸術観」(イザラ書房)
献本いただいた対談本。 「美の朝焼けを通って シュタイナーの芸術観」(イザラ書房)今井重孝、はたりえこ。 イザラ書房は、シュタイナーの書籍を世に出し続けていて、ほんとうにえらい。 →●イザラ書房 子を持つ親として、シュタイナー教育はいつも気になる。...
全国不登校新聞社「学校に行きたくない君へ」ポプラ社
「学校に行きたくない君へ」ポプラ社 (2018) を読んだ。読みやすくて面白かったー。 全国不登校新聞社!が作っている本。初めて知りました。 →■全国不登校新聞社 図書館をうろうろしていて、西原理恵子さんのイラストが目をひき、目次を見ると、樹木希林さん、横尾忠則さん、宮本...
花椿、資生堂ギャラリー、ねじまき鳥の舞台化
もろもろと。 資生堂発行の、『花椿』秋号の最新号。 銀座の資生堂ギャラリーに置いてあります。フリーの冊子なので、ぜひ。 ギャラリーは洞窟の花園を探しに行くようで、静謐な展示でした。 第13回 「shiseido art egg」展 ■ 今村 文展 ...
詩画集刊行記念 GOMA展@新宿髙島屋
新宿髙島屋10Fにて、GOMA展を見てきた。 GOMA×谷川俊太郎 詩画集「Monado モナド」発売記念も兼ねている展示で、素晴らしい展示だった。ちょうどGOMAさん本人のディジュリドゥ演奏も聞くことができて、鳥肌が立った。...
金谷武洋さんの著作から 改めて日本語を考える
普段から、自分の思考や考えは、そもそも自分が使っている言語に大きく規定されている、と思うことが多かった。 例として、主語と述語の関係性がある。 「わたしが命を持っている」と考えると、私が命を自由に扱えるようになり、身体も売買対象となる。 それに対して、 ...
CONTE Magazine 沖縄から
川口美保さん(雑誌「SWITCH」など)が編集長、長嶺陽子さん(雑誌「ロッキング・オン・ジャパン」、「H」など)が編集、山本知香子さんがアートディレクターとなった「CONTE MAGAZINE」という雑誌が創刊されます。...