

1と99と100
あるものを100倍の倍率にしてみると、部分は精密に鮮明によく見える。 ただ、それは方眼紙で言えば100マスの中の1マスを拡大してみていることになるので、その時、残り99マスを見落としている、ということに自覚的である方がいい。その1マスで得られたものが、残り99マスにも当ては...


山浦玄嗣「イエスの言葉 ケセン語訳」文春新書(2011)
山浦玄嗣さんの「イエスの言葉 ケセン語訳」文春新書(2011)を8年ぶり?に読みかえしました。 目から鱗が何十個も落ちるほどの感銘をうけた本。 =================== <内容紹介> ケセン語=岩手県気仙地方の言葉で訳された福音書が、なぜこんなにも心を揺さぶる...


門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。(ルカによる福音書 11章9節)
子どもが鈴木メソードを習いに行っている軽井沢教会にて、 ========== 2月の聖句 『求めなさい。そうすれば与えられる。 探しなさい。そうすれば、見つかる。 門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。』 (ルカによる福音書 11章9節) ==========...


『ソトコト』 (2021年3月号)連載4回目「いのちは つづく」
『ソトコト』の最新号 (2021年3月号、2/5発売)は、『地方のデザイン集』です。 自分の連載も載っています。 連載4回目「いのちは つづく」(写真・絵・テキスト:稲葉俊郎)です。 高木正勝さんの「こといづ」もよかったなぁ。...


広報かるいざわ 令和3年2月号
毎月書いている広報かるいざわ。 あっという間に2月!で、2月号です。 軽井沢に引っ越した直後、1-2月の寒さを乗り切れれば、もう毎年大丈夫、と言われました(冬の寒さに耐えきれず戻る人もいるとか。家の性能もありますよね)。...


新しい行動様式とは
雪は空気中の見えないホコリを洗い流すからなのか、雪の後に指す光の光線は、空気や空間をいつもと違う光の様相で貫通してくるなぁと思う。 当直中、TVをつけたら医療現場が大変だ、大変だ、という報道ばかりで気が滅入る。 情緒的なムードや空気をせっせと培養されているようで。「医療現場...


「今こそ永遠」(FM軽井沢 レギュラー番組)
FM軽井沢でラジオのレギュラー番組を持ちます。 番組名は「今こそ永遠」です。 陶芸家・河井寛次郎の言葉から。 →●FM軽井沢内のHP ●「今こそ永遠」(Facebookページも作ってみました) 医療行為は病院内に限定されるものではないと思っています。...


雪とコーヒーとレコード
軽井沢も雪! 九州人にとって、雪は見るだけでテンション上がってルンルンするなぁー! 雪の中。 仕事の疲れと呪縛から頭を切り替えるには、コーヒーとレコード。 3歳の子どもが、自分以上にジョン&ヨーコに熱狂してくれていて、うれしい。...


冬の軽井沢 雲場池
雪が降った時の雲場池。 散歩して気分転換。 今日も軽井沢はマイナス10度近い。 最初、体は抵抗して寒い寒いと無意識に言っていたけど、無駄な抵抗を止めて、受け入れ、委ねる。 そうすると、体の適応力はすごく、慣れてきたから不思議なもので。 体がバージョンアップしていく。...


雪と意識状態の記憶
軽井沢の雪は1日だけだった。そこまでの大雪にならないのは山肌で囲まれた絶妙な地形なのだろう。 空間が白で埋め尽くされ、雪が空間のクッションとなり、音が消えていくので、空間変容のプロセスが面白く。 1月に空間が雪で埋め尽くされるとき、センター試験を思い出す。...