

夏から秋へ 秋から冬へ
軽井沢は紅葉の最盛期。自宅周囲も光との微妙な兼ね合いで黄金色に輝いたり、深い黄色に沈黙したりして、自然が発光している。 子どもと、いい色と形の落ち葉を探して品評会をする。なぜこの形がいいのか、なぜこの色がいいのか。自分の感性を追求していくと、深い地下で広大な普遍の世界に到達...


岡本太郎『日本再発見 芸術風土記』
岡本太郎『日本再発見 芸術風土記』(1958年:2015年に角川ソフィア文庫で復刊) を読み直し。 秋田、岩手、京都、大阪、出雲、四国、長崎を歩き回り、そこで見出した民衆の文化との創造的な対決の記録。 それぞれの項も本当に素晴らしいのだが、最後の<日本文化の風土>というまと...


ZEN2.0@建長寺
ZEN2.0@建長寺。 仏さんが見守る空間では嘘がつけないし嘘がない。 地上で認められることに執着せず、神仏が自分を見ていると思うことが必要。 頭に惑わされる現代社会で、より本能や直観に従って、頭優位から肉体優位に生きていくためにも、こうした場で集う人たちとの共感や共振は深...

「いのち」を癒やす場としての芸術祭とは?地域×アート×医療の融合と可能性(Wellulu)
博報堂さんが主催されているwell-beingメディア 「wellulu」 にて、〈山形ビエンナーレ〉の取材に来ていただき、その記事がUpさrれました。お越しいただき本当にありがとうございます。 山形ビエンナーレも、もう終わったのか?!と、なんだか夢幻のようでいまだに実感な...


高野山と金峯山寺の蔵王堂
高野山でのスーパーキッズオーケストラの演奏も素晴らしかった。 若き力の未知なる可能性が溢れて感動でした。 同時開催の「いのちサミット」(2025年の万博につながる動き)も豊かな対話ができて楽しかったです。 お越しに頂いた方、本当にありがとうございます。...


山形ビエンナーレ2024 in蔵王。閉幕。ありがとうございました。
山形ビエンナーレ2024 in蔵王。 (8/31-)9/1-9/16をもってついに閉幕しました。 ホッとしたと共に、脱力しながら、私も蔵王から軽井沢に戻りました。 スーツケースや衣類からは、蔵王の硫黄臭が溢れています。 懐かしさは嗅覚からも感じられるものです。...


イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』@東京芸術劇場
イキウメの『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』@東京芸術劇場 を見た。 イキウメの演劇はずっと見続けているが、今回はさらに新しいフェーズに入った。前川広大さんの新境地だ。これまで以上に深く心に染み入った。 小泉八雲の怪談(不思議な話)をベースにして、複数の話が骨格のように命を構...


火の鳥は現代へ
手塚治虫の火の鳥は、子どもの頃から何度もよんだ。 7歳の息子は藤子不二雄先生を入口にして、毒を含む手塚作品に手を出し始めている。 古本屋で見つけた朝日ソノラマコミックス。 大きなサイズで読み返すとさらに深く入って来る。 自分自身が劣化しないよう、つねに学び直しが必要だ。...


葉脈
葉脈が美しい。 葉脈は木の設計図である、と、奇跡のリンゴの木村秋則さんから伺ったことがある。 リンゴの葉の葉脈を見ながら、枝の剪定をする。 葉脈を見て根の張り具合に合わせて枝を切れば、それがリンゴの理想的な樹形なのだ、と。...


手前味噌 天地返し
1566年に高崎での創業以来約450年、伝統の味を守り続けてた糀屋さん。 糀屋さんに保護者繋がりで味噌作りを教えてもらいました。 ●糀屋 https://www.komenohana.com/ 天地返しを。 天地返し、って、プロレス技みたいでかっこいいですね。...