「死と看取りセミナー~逝く人へ 看取る人へ 豊かな最期を迎えるために」(サンガ新社 連続オンラインセミナー):玉置妙憂、稲葉俊郎、石川勇一、アルボムッレ・・スマナサーラ長老、永沢哲
かなり深いイベントのご紹介。
仏教(特にスマナサーラ長老のテーラワーダ仏教)を扱うサンガ新社の連続オンラインセミナー 「死と看取りセミナー~逝く人へ 看取る人へ 豊かな最期を迎えるために」があります。
こちら、まさしくスマナサーラ長老も出られる!素敵な連続講義です。
仏教を心のよりどこ利としている自分としても、スマナサーラ長老の著作をむさぼり読んだ私も、とっても勉強になる連続講座です。
わたしも末席に7/20水曜に出ますが、6/22水曜から玉置妙憂先生(看護師・僧侶)で始まります。こちらもご興味ある方はぜひ!
●2022/7/20(Wed)(20:00-21:30)(Online):稲葉俊郎「死にゆく人との対話~昏睡状態の方とのコミュニケーション」:
cf.サンガ新社 連続オンラインセミナー「死と看取りセミナー」逝く人へ 看取る人へ 豊かな最期を迎えるために(主催:サンガ新社 2022/6/22(玉置妙憂) +7/20(稲葉俊郎) +8/24(石川勇一) +9/13(アルボムッレ・スマナサーラ長老) +9/20(永沢哲) :全5回
→申し込み
【全5回の日程・講師・テーマ】
■第1回 2022年6月22日(水)20時~21時30分 玉置妙憂先生(看護師・僧侶) 「「看取り」をめぐる総論~最期の時を病院で迎えるか、自宅で迎えるか」
■第2回 2022年7月20日(水)20時~21時半 稲葉俊郎先生(医師、医学博士) 「死にゆく人との対話~昏睡状態の方とのコミュニケーション」
■第3回 2022年8月24日(水)20時~21時半 石川勇一先生(臨床心理士、公認心理師、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授、行者) 「初期仏教の視点からの死と看取り」
■第4回 2022年9月13日(火)20時~21時半 アルボムッレ・スマナサーラ長老(初期仏教長老) 「お釈迦様が教えた看取りの作法」
■第5回 2022年9月20日(火)20時~21時半 永沢哲先生(宗教学者) 「死に逝く修行者への助言~慈しみの中で死ぬ」 ※事前収録
サンガ新社 連続オンラインセミナー
「死と看取りセミナー」
逝く人へ 看取る人へ 豊かな最期を迎えるために
主催:サンガ新社
2022年6月22日(水)~9月20日(火)全5回
団塊世代の大量死時代を迎えるこれから、看取る家族はどのように家族の死と向きあったらよいのでしょうか。また、逝く人は自らの最期をどのように受け止め、迎えていくのでしょうか。死に逝く人とともに、時間と空間を共にするとき、そこで何をするか。何をしないか。どうあるか。何を意識するか。対話があるのか。語り掛けなのか。ただただそばにいて、手を握っているのか。目を見て言葉によらない対話をするのか。状況も状態も様々でも、そこに「逝く人」と「送る人」いることに変わりはありません。あるいは、「送る人」のいない場合もあるでしょう。死は等しく誰もが経験することですが、「逝く」とき、私たちは何を経験するのでしょうか。どのようにその時を迎えたらよいのでしょうか。
看取りの環境はこの約10年で大きく変化しつつあります。日本の病床数は減少し、病院での死から自宅での死に移行しつつあります。それは、看取りの環境を家族が作ることが求められていることでもあります。看取りの場は、主体的に、意識的に働き掛けないと作れません。状況に流されず、逝く人との最後の時間を持つためには何をすればよいか、現在の医療のシステムもふくめ、知っておくべきことは何か。戦後、在宅での看取りの文化が途切れた私たちには、それらは未知のことばかりです。
このオンラインセミナーでは、看取る人が知っておくべきことや、心に置いておいたほうが良いことを学ぶとともに、逝く人が自らの死生観を見つめ直すきっかけを作ることができればと思っています。看取りの体験は、残された人の人生を充実させ、人生の土台を作ることにもなります。「看取りきる」経験は、残された人の人生を豊かにすることでもあります。
看取りの瞬間を現実的なこととして考えることのできる世代、リアリティをもってとらえることが必要な人々を意識して、企画しました。今は遠い先のことと思い漠然としていても、その時は必ずやってきます。最期の時に向けて、看取りの現場、その時間を、豊かに意味のあるものにすることはできると、私たちは考えています。看取りをめぐる現在を考えながら、豊かな最期を迎えるためにはどうしたらよいかを、具体的に考えていければと思います。
6月も半分が過ぎましたが、
6/18土曜、6/21火曜、6/26日曜、と、久しぶりに軽井沢にて3連続でイベントなどに出ていますので、ぜひお越しくださいませ。
ちなみに、新刊が出るのも、6/26の病院祭と同日で、個人的にもうれしい祭りです~。
●2022/6/18(Sat)(19:00-20:30):『哲学カフェ ~屋根のない病院 軽井沢の世界に1つの「おくすりてちょう」と「漆・アート」』@軽井沢書店(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323) →(申し込み:Peatix)(Web:Fb)
●2022/6/21(Tue)(15:00-16:00):軽井沢町町民講座@発地市場イベントスペース 「個人の健康、場の健康を共に考える」 稲葉俊郎(軽井沢病院長、信州大学社会基盤研究所特任准教授) →応募フォーム (PDF)
●2022/6/26(Sun)(10:00-15:00):軽井沢病院祭~karuizawa hospital festival without roof 2022~@軽井沢病院 →病院HP
●【Book】2022/6/26:稲葉俊郎「いのちの居場所」(扶桑社)
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