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伝統と創造シリーズ vol.12「藪の中」@セルリアンタワー能楽堂

感染症が劇化する直前、TOKYOに見に行った舞台での、RealTokyoに書いたReviewです。


セルリアンタワー能楽堂での「伝統と創造シリーズ」は、能楽堂をコンテンポラリーダンスの振付家がどのように解釈するかを問う企画で、2008年から続いています。

個人的に、このシリーズはかなり昔から継続的に見ている舞台で、古典と現在がどう接続してどう未来を夢想できるのか、色々なImaginatinが湧きたつシリーズで、とても愛している舞台。



伝統と創造シリーズ vol.12での「藪の中」は、原作が芥川龍之介で、演出・振付を島地保武さんが担当。出演は津村禮次郎、酒井はな、小尻健太、東海林靖志、島地保武さんという豪華な顔ぶれで、衣裳のmatohuも素敵でした。






力による支配を続けようとする現代の中で、Reviewの最後に引用した、文化芸術基本法(平成十三年 法律第百四十八号:改正 平成二十九年)の前文を。


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「文化芸術を創造し、享受し、文化的な環境の中で生きる喜びを見出すことは、人々の変わらない願いである。また、文化芸術は、人々の創造性をはぐくみ、その表現力を高めるとともに、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものであり、世界の平和に寄与するものである。」

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わたしは、こうしてReviewを書き、文化・芸術を創造し継承する人たちに賛辞を贈ることも、平和に寄与する行為だと思っています。




●伝統と創造シリーズ vol.12 「藪の中」

2022年1月13日~16日

Written by 稲葉俊郎|2022.2.28







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ご参考までに。

過去にReal Tokyoに書いた記事も。






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