葉山芸術祭
旅の主目的は葉山芸術祭だった。
軽井沢で行う芸術祭の参考に、と。
何も考えずに行ったが、その日にやっている展示を探すも、あまりなく、まーいっか、という気にさせてくれるのは、やはり葉山に来ただけですでに満足だったから。芸術祭とは呼び水でしかなく、結局はその土地をそれぞれが感じ、味わうことで、十分ではないか、と思う。自然美に叶うものはないのだから。
森山神社での青空アート市やライブ。 森山神社の高台から見ると海が見える。
荒れた海の時、人々は神社に集まり、荒ぶるカミが収まるのを静かに待ったのだろうか。
昼は青少年の管弦楽。
そして夜には「渋さ知らズ」の怪しく顛倒に顛倒を重ねる混沌とした音世界。
子どもも「祭り」が持つ聖と俗が複雑に同居する世界に、何かを感じ取ったのではないかな。
神社は「カミ」を祀った場であり、古代から今に至るまで、深い意味がある。
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