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夏山と音楽

暑い夏がやってきて、明日から東大の夏季限定山岳診療所も開所となる。(2017年7月22日(土)-8月20日(日)の約4週間)

今年も病棟勤務のため夏休みは8月にとれず、閉所時にあわせて8/19‐20土日の弾丸ツアーで自分も山にお手伝いに行きます。自分も散々登山させてもらいましたので恩返しのようなものです。

学生時代から毎年行ってますので、もう20年近く毎年行っていることに。 東京から松本まで約3時間、松本から上高地まで約2時間、上高地から涸沢診療所まで歩いて約6時間。しかし滞在時間は1泊のみ・・・かなしいが、しょうがない。

ちょうど、サイトウ・キネン(セイジ・オザワ 松本フェスティバル:Seiji Ozawa Matsumoto Festival, OMF)とも日にちがあった。 小沢さん指揮の会はすぐに売れ切れてチケットとれなかった!んですが(ピアノも内田光子さん!誰かチケットとれた人いるのかなぁ?)、8/18のオーケストラ コンサート Aプログラム、マーラー:交響曲 第9番 ニ長調(指揮:ファビオ・ルイージ)を聞きに行けます。 それもあわせて楽しみ!

セイジ・オザワ 松本フェスティバル (旧称サイトウ・キネン)で、小澤さん指揮の音楽を聴ける人はうらやましいなぁ。 しかも内田光子さんのピアノと共に! 

今回が最後なんじゃないか、と思って聞くのは、お互いに通じ合う何か、交流し合う何か、奇跡としか表現できない何かが顕現するものですよね。

異なる世界同士の摩擦から、そうした力学が働くような気がします。

内田光子さんは、IsseyMiyakeのTaschenの中にも出られていて、驚きました。 1986年春夏。 ただいる。 その存在感だけですごいものです。

1986年春夏 イッセイミヤケ ペルマネンテ 綿の絣縞 ピアニスト:内田光子

オーケストラ コンサート Cプログラム グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」Op.40 R.シュトラウス:13管楽器のための組曲 変ロ長調 Op.4 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37 演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:小澤 征爾(ベートーヴェン) ピアノ:内田 光子

 

同じ場所に毎年行くと、山や自然が不動の存在として、同じ顔つきでドスンと鎮座しているので、ほっとします。何か心の最内奥にある不変(普遍)の場所をみているような気が。

写真も飽きずに毎年撮るんですが、やっぱり眼に飛び込んでくるものが毎年違うような気がします。 自分の変化を感じるために、変化しないものを必要とするんでしょう。

上高地ー穂高 涸沢診療所 写真 2015年

山自体が去年以来の1年ぶりで、最近は年に1回しか本格的な登山に行けなくて、体がなまってます。

夏山は最高です。 この暑さと噴き出す汗がたまりません。

上高地は普通の恰好で行けますので、行ったことがない人は、ぜひ、上高地周辺も遊びに行ってみてください~。

 

涸沢診療所(Fbページ

2017年度の診療所開設期間は、7月22日(土)-8月20日(日)の約4週間です。 体調不良、ケガその他、お困りのことがあればご相談ください。 今年もよろしくお願いいたします。

以下、当ページの「ページ情報」の「ストーリー」に記載している内容を転載します。 ++++++++++++++++++++++++++++ 涸沢診療所は夏季限定の山岳診療所です。 医師や医学生を中心に手弁当で参加しております。 申し訳ありませんが健康保険は使用できず、自費診療となります。初診料2000円で、その他、処置や投薬に応じてお支払い頂くことになります。北アルプスのド真ん中での薬剤や器具の供給維持に多額の費用がかかっており、ご理解いただければと思います。 【登山者の方々へ】 ◯持病をお持ちの方は、常用薬は必ずご自分でお持ちになってください。 ◯湿布、テーピングや絆創膏など、軽微な外傷処置に必要な医療材料は、登山者ご自身が個々の装備として持参してください。山岳季節診療所は下界の薬局とは異なりますのでこれらの販売はしておりません。悪しからずご了承ください。 ◯涸沢の標高は2,350mであり、軽い高山病を起こす可能性のある高度とされています。入山前には体調を整え、前夜はできるだけ十分な睡眠を取り、登山の日程には余裕を持っておいでください。 ◯涸沢到着後、頭痛、食欲不振、息苦しさなどがあるようでしたら遠慮なく診療所を受診してください。 ◯転倒のほとんどは疲労の蓄積する下山時に起きています。涸沢周辺は岩場が多く、転倒が滑落に直結し大ケガになりかねません。従って、悪天候時の行動は極力控え、奥穂高岳や北穂高岳からの下山時には特に足元に十分注意して行動してください。 ◯涸沢から上(のうち、北穂~涸沢岳、吊尾根、奥穂~西穂、大キレットなど)は、山岳ヘルメット着用奨励地域に指定されています。ヘルメットは涸沢ヒュッテ・または涸沢小屋でレンタルすることが可能です。岳沢経由で降りる場合は上高地で返却することもできますのでご利用ください (回収場所:涸沢ヒュッテ→バスターミナル脇のインフォメーションセンター、涸沢小屋→バスターミナルのチケット売り場脇の観光センター1Fの手荷物預かり所)。 ++++++++++++++++++++++++++++

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