齋藤陽道「それでも それでも それでも」、雅楽の管楽器”笙”のトリオ
友人のぜひとも伝えたいアナウンスを二つ。
一つ目。 齋藤陽道(はるみち)さんの本。 「それでも それでも それでも」。
素晴らしい本!!!
まずタイトルがリフレインで印象的です。 そして、本の装丁が美しい。祖父江さん装丁! すごい。 だって、表紙をとった表表紙が薄い薄い紙の表紙なんですよ。世界初の装丁みたいです。
手に取った触感だけで感動です。 あちらが透けて見える美しい表紙。薄皮一枚を介して世界を覗くような。
もちろん!陽道(はるみち)さんの写真もすごいし、それと同じ質を持って彼の言葉は透き通るほど素直で透明なんですよね。文体が好きです。
いやぁ、これはブックオブザイヤーに輝きそうなほど、本としての全体的な完成度が高すぎる!! おめでとう陽道(はるみち)さん!さすがナナロク社!!!
二つ目。 笙の音色、聴いたことありますか??
8/26土曜 14:00開演(13:30開場) 近江楽堂《Shogirls 笙ガールズ》
雅楽の管楽器”笙”のトリオ Shogirls響会 Ⅵ〜新たな息吹〜
笙を弾く田島和枝さんは、10/10の第5回 道の学校@慶應大学日吉キャンパスで出ていただきます。素晴らしい笙の演奏家であり、同時に素敵な方です。
今回、Shogirlsという3人組で、オペラシティーの近江楽堂での演奏会。 近江楽堂が、素晴らしい場所。 初台のオペラシティーは武満徹さんが設立でかなり尽力されました。
笙の作曲をされた宮内康乃さんとは、以前、声のワークショップでご一緒させていただきました。
→■2017/6:「声のワークショップ -言語を介さずに楽しめる参加型エンターテインメントを目指して‐」@映像テクノアカデミア(新宿区新宿1-18-14) 講師:宮内康乃(みやうち・やすの)、モデレーター:稲葉俊郎(医師)(→Fb)
田島和枝さん、宮内康乃さん、近江楽堂。
この奇跡のコラボ、ぜひお時間ある方は8月26日に!
自分も楽しみに行きます~!!
笙は、演奏が呼吸そのもので、演奏スタイルが既に祈りそのものだと思います。
生で聞いていると、どこから音が響いてきているのか分からないため、格別な音体験となります。
雅楽の管楽器”笙”のトリオ Shogirls 響会 Ⅵ〜新たな息吹〜 8月26日(土) 14:00開演(13:30開場) 近江楽堂 《Shogirls 笙ガールズ》 三浦 礼美 田島 和枝 中村 華子
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笙の音色のご参考までに。 こちら、宮田まゆみさんの演奏。
星の輪 作曲: 一柳 慧 笙:宮田まゆみ