存在の響き
『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法―アレクサンダー・テクニークで息を調律する』(医道の日本社)刊行記念、として行われた、5月16日の青山ブックセンターでの歌手、鈴木重子さんとの対談。
その対談の打ち合わせで、重子さんの実のお父さんがなくなられるときの「看取り」と「存在の響き」「存在の音」の話があり、とても心に染み入る内容で、、、、
その話をぜひ共有したいという、<医道の日本社>の方の熱い思いで、記事として追加されて紹介されています。
ぜひお読みください!
参考 過去のブログ記事
〇ヴォーカリスト鈴木重子さんと(May 17, 2018) 〇リチャード・ブレナン(著),稲葉俊郎(翻訳・監訳)「身体のデザインに合わせた自然な呼吸法ーアレクサンダー・テクニックで息を調律する」(March 20, 2018)
鈴木:私が父から感じたメロディは「父の存在の響き」なんです。だから、それを父に歌って聞かせることで、どこかうろうろしないように、確実にあの世の扉の前まで連れて行こうと……。 でもそのガイドになっているものって、父自身の存在のことで。別に、私が教えるとかそういうものではないんです、そもそも。彼はそこから出てきてそこに帰っていくわけですよね。だからメロディが聞こえたら、迷わずラインに沿って行けるだろうという…… その時はそんなこと考えて歌ってわけじゃないんですけどね(笑)。