神田錦町音楽祭 OUR MUSIC FESTIVAL@11/3
11/3は文化の日。
文化的なことをしたい、と思わせる日。
この日は心臓専門の研究会があり、午前は仕事モードだった。
そこから文化的な生活に切り替え、神保町でやっている「神田錦町音楽祭 OUR MUSIC FESTIVAL」という音楽イベントに。無料で野外。
"OUR MUSIC FESTIVAL"は、神田錦町に集う音楽を愛する人々による市民参加型の音楽フェスティバルです。 わたしたちはこのフェスティバルの開催を通じて、街に「音楽のある風景」をつくっていくことを目指します。 この音楽祭の主役は、この街に集い、働き、学び、暮らす、あなたやわたしたちです。 ライブ、ワークショップ、トークショー、マーケットなど、音楽にまつわる様々な催しを通じて、神田錦町界隈の豊かな文化資源を感じることのできるこの音楽祭に、是非ご参加ください。
神保町は古本にレコードに浮世絵に、、、と、自分のすべての興味関心が世界一詰まった空間で、ここで生Liveが聞けるなんて夢のようだ。
しかも、高野寛さんのLive、青柳拓次さんの声のワークショップ、そしてシメにはアン・サリー(Ann Sally)さんのLive!
高野寛さんのLiveは青空を突き抜けるような爽快感があり、青柳拓次さんの「CIRCLE VOICE by Takuji」は様々な民族音楽のルーツ、音楽の始まりを体験するような特定の言語に寄らない誰もが参加できるワークショップ。
高野寛さんは、「Spectra ~30th Alltime & Collaboration Best~ 」という音楽生活30周年記念でもある空前絶後の3枚組ベスト盤を出されたばかり。
●高野 寛『Spectra ~30th All time & Collaboration Best~』ダイジェスト
青柳拓次さんが曲を作られている 「Wayfaring Suite」(Hochzeitskapelle/Kama Aina) というアルバムも、絵本を開くと物語が展開するような、とてもImaginativeなアルバム。 子供が心地よく聞いていたのが印象的だった。
●Kama Aina & Hochzeitskapelle: Wayfaring Suite 02
アン・サリー(Ann Sally)さんは医師(しかも同じ循環器!)でありながら歌手でもある。素敵な歌い手。
高木正勝さんとご一緒している映画「おおかみこどもの雨と雪」主題歌 「おかあさんの唄」も素晴らしく・・・。
お話させてもらったら、「あの赤い本読んでますよ!」とおっしゃっていただき、光栄だった・・・・。
ちなみに、「赤い本」とは、「いのちを呼びさますもの」(アノニマ・スタジオ)のことですね。
ちなみに、「ころころするからだ」(春秋社)は「白い本」です。
なんだか、予備校の大学受験書みたいです。
(赤本は教学社。白本は代々木ゼミナール。青本は駿台文庫。緑本はZ会。黒本は河合塾!)
いつもいつも、アン・サリーさんとは、いつかどこかでご一緒できれば、、、と思いつつ・・・、お会いできて感動だった。
こちらは最新CD「Bon Temps」。2017年9月の7枚目のアルバム。(なぜかAmazonでは表示が出てこない・・。レーベル、ソングエクス・ジャズのHPより)
10曲目の銀河鉄道999(作詞: 奈良橋陽子・山川啓介 作曲: タケカワユキヒデ)も、
12曲目の僕らが旅に出る理由(作詞・作曲: 小沢健二)もLIVEで歌ってくれて、すんごくよかった。
「Bon Temps (ボン・トン)」からのシングルカットとして、 『季刊・analog vol.57』でしか手に入らない7インチレコード、友人からのプレゼントで、自分ももってますー。うれしい!半年前書いたのが懐かしい。
こちらは、2005年に出た「ブラン・ニュー・オリンズ(Brand New Orleans)」の10周年記念のLP再発版!今回のLive会場で購入させてもらった。最後が「この素晴らしき世界」で終わるのが、なんともイイ!
音楽自体が、自分の中の異なる場所をつなぐもの。
アン・サリーのご活躍、存在感も、あらゆる世界をまたにかけながら「つなぎあわせる」働きのようなものを受け取る。
●アン・サリー - 僕らが旅に出る理由 @ 頂 -ITADAKI- 2017
「Our Music Festival」は素晴らしい企画!
こうして本物の音楽が暮らしのよう中に日々の中に溶け込んでいくような世界になればいいのに。
11/3だけではなく、世界中の毎日毎日が、文化的な日になりますように!
それこそが、心を耕す(Cultivate)文化の