『いのちの働きから見た能楽』&出版イベント@長崎書店(熊本)
第22回 熊本「万作・萬斎の会」@熊本県立劇場での萬斎さんとのプレトークの予定と、「からだとこころの健康学」NHK出版(2019/9/25)の発売時期とが偶然に重なり、熊本の長崎書店で新刊の出版イベントをどこよりも早くさせてもらいました。 →●「この辺りのものでござる」 第22回 熊本「万作・萬斎の会」@熊本県立劇場(September 23, 2019)
熊本の老舗、長崎書店さんには、いつもコーナーまで作っていただきながら、朗らかに売っていただき、本当に感謝しています。ありがとうございます! →●ほんとほんの共鳴(September 18, 2019)
前日には交流会の名目で熊本の素晴らしい食材を使った最高においしい料理をみんなでいただき、素晴らしい時間でした。本当にありがとうございます。
■2019/9/22(Sun)(14:00-16:00):『トークセッション 医療と能楽 vol.2 『いのちの働きから見た能楽』』稲葉俊郎(東大病院医師)@リトルスターホール(長崎書店3階)(熊本市中央区上通町6-23) (→HP)
本の出版イベントよりも前に、「医療と能楽 vol.2 『いのちの働きから見た能楽』」というタイトルが決まっていたので、生命の働きを前提に考えた上で、『お能』はどういう働きを持っているのか、自分が大好きなテーマで30分話させてもらった。
その後、前日の「万作・萬斎の会」にも出演されていた飯冨章宏さん(能楽師 大倉流小鼓方)(熊本高校の先輩!)との対談も刺激的だった。小鼓の実演は、全身の皮膚にビリビリと来た。
最後の1時間は、高橋よしえさんのMC、ゲストで岩崎ゆかさん(ヨガインストラクター)、田中真由美さん(フードコーディネーター、橋本醤油)の美女三人を交えながらの鼎談。
豪華な二時間でしたが、参加された皆様、満足いただけましたでしょうか?
熊本の能の歴史はとっても長いんです。 加藤清正公が、能楽師を連れて熊本に入ったときから、なので、熊本城の歴史とほぼ近く、400年近くの歴史があります。 そして、藤崎宮で行われている能は、400年近く途切れることなく行われていて、敗戦後に1度だけGHQに禁止されたとき以外は毎年継続していて、そんなところは熊本以外にないとのこと。
自分も、能の稽古を始めるまでは、そんなに熊本と能とがゆかりが深いなんて夢にも思いませんでした。
自分の場合もそうですが、やはり伝統とは、自分が主体的に関係性を持って、新しく発見していくものだと思います。 そうした創造的な発見こそが、伝統を受け継ぐ大河の一滴になることなのだと、自分は思います。
稲葉俊郎「からだとこころの健康学」NHK出版は、全国で9月25日に発売されますので、もしご興味ある方はぜひ手に取ってみてください。 NHK出版「学びのきほん」シリーズは、素晴らしいラインナップで、その末席に入れてもらって本当に光栄に思います。
9/27title(荻窪)、10/16ジュンク堂池袋本店にて出版のサイン会とトークありますので、こちらもご興味あればぜひ。
■2019/9/27(Fri)(19:30-21:00):「NHK出版 学びのきほん」の学び舎 第5回『稲葉俊郎トークショー「からだ」と「こころ」のきほんを知る』@本屋 title (東京都杉並区桃井1-5-2) →申し込みHP
■2019/10/16(Wed)(19:30-21:00):『NHK出版 学びのきほん』創刊記念イベント第5弾 稲葉俊郎『からだとこころの健康学』特別講義〈東洋思想から見る「本当の健康」とは〉@ジュンク堂書店池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5)
今回の長崎書店では、100冊全部にイラストのようなサインを書きましたが、自分でも何を書いたか覚えておらず、さらに宛名のサインを追加してほしい方の本だけ、自分でも改めて撮影で来たので、ついでに紹介します。笑