対談 医師と舞踊家が語る道、人の身体と心、死、西洋と東洋、アートと芸能、そしてこれからの世界
自分は、シュッとしてスタイリッシュにまとまった人もわりに好きですが、混沌を混沌のまま抱えている人の方が、より好きです。
Chieさん(則枝千絵さん)は、モダンバレエ、ジャズダンス、民族舞踊、バリ舞踊・・・とあらゆる変遷を経ながら、バリ舞踊にいき、さらにオリジナルな舞踊(舞踊団Baliasi)を作られています。
元々の出会いは、お能を学びに来たこともあり、一緒に机を並べて謡曲を謡ったこともある能フレンドでもあります。
「A rolling stone gathers no moss(転がる石には苔が生えぬ)」という諺は、苔むした、を悪くとるか、苔を育てる、とよくとるかで、二重の意味があります。
が、則枝千絵さんはrolling stoneのようで、変化し続けていて、苔を育てながら苔むさないようにしていて、素晴らしいです。
自分はChieさんの混沌とすべての運命を受け止めながら踊り続ける姿勢、そのパッションやエナジーに自分は共感し、この対談を引き受けました。その真摯で純粋な姿勢には、自分も敬意の念を感じます。
Chieさんの舞踊団Baliasiは、平昌冬季オリンピックのオープニングセレモニーに出てたり、能の再解釈の舞踊をやったりと、面白いです。
彩の国さいたま芸術劇場という舞台芸術の聖地にて、彼女たちがどういう生命の表現を見せるのか(自分も初見なので楽しみ)、ご興味ある方はぜひどうぞ! 初日10/12土曜に自分は行く予定なので、見かけたらお声かけください~。
●●医師と舞踊家が語る道、人の身体と心、死、西洋と東洋、アートと芸能、そしてこれからの世界 ●(前編) https://note.mu/mayukakaku/n/n6183d2de63e9
●(後編) https://note.mu/mayukakaku/n/n87968e0249e2
・ディミトリス・パパイオアヌーの「THE GREAT TAMER」 ・アーティスト横尾忠則さん ・東洋と西洋 ・舞踏 ・呼吸(息)と心臓(ビート) ・バリ舞踊 ・社会サービスの一環としての文化芸術 ・大人の再教育としての、こども、アート、医療 ・「いのちを呼びさますもの」 ・能 ・儀式 ・神と人間との関係
この辺りの話をディープにしています。
======== 舞踊団バリアージ 15周年記念公演『道』
10/12土曜 開演:19:00 終演:20:30 10/13日曜 ①13:00~14:30 ②17:30~19:00 【問】舞踊団バリアージ HP:http://www.baliasi.com
E-mail:info@baliasi.com
バリアージ舞踊団創設15周年記念公演「道」 (2019年10月12-13日@さいたま芸術劇場) →チケット https://stage.corich.jp/stage/101306?fbclid=IwAR2JaVumcf_ujubdlKQPHQPaH3kkeIsOpkJS7iNGc79PE3MHDCOz00r43j0
公演詳細 2019/10/12 (土) ~ 2019/10/13 (日) 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール 出演 ChieNorieda、MomoaKojima、NanaWatanuki、Hinaho、MioKikuchi、Sufa、Asuka、Marika サイト http://www.baliasi.com
10月12日(土) 19:00 10月13日(日) 13:00/17:30
説明
あの道 この道 その道 どの道 どこへ向かう 見えてくる道 何もなかった道 終わりの道 消えていく道 後にできる道 残っていく道 いつか来た道 かけがえのない道 いつか通る道 もう通れない道
15年前に舞踊家Chie Noriedaが立ち上げたバリアージ。
バリ舞踊、モダンバレエ、ジャズなどの舞踊や能楽をベースにした唯一無二のスタイルで、観る人の感性を拓く異空間を、国内外様々な場所で創り出してきました。
それはもはやダンスというジャンルを超えたアート。そして文化を超えて人を本質のところでつなぐ力を放っています。
2019年10月にバリアージ創設15周年を記念した公演「道」を開催します。
この宇宙の、この世界の、そして人生の「道」。 道教では、道とは宇宙と人生を創る理だとされ、日本では華道・茶道・武道などに代表されるように、心技体を整えながらあることに向き合い続けるという意味でよく使われます。バリで歩いた祈りの「道」から始まり、宇宙の道、世界の道、人生の道、奉納舞を捧げた熊野古道...あらゆる道を表現し、体感してもらう…それがバリアージ15周年記念公演「道」です。
スタッフ
演出振付/Chie Norieda 演奏/望月左武郎(鼓)中川えりか(二胡・唄)成田千絵(チェロ・歌) 衣装/麻生勇 照明/佐藤雅子 花装飾/山崎繭加 音響/奥村典洋(ALLEX)、澁谷深雪(ALLEX) 楽曲提供/石塚由有 舞台監督/中山正淳