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PPP+ヤマンドゥ・コスタ/青葉市子 ギターソロライブ+現代山形考~藻が湖伝説~(YB2022 report)



PPP(Pink Public Project)は、お掃除+ダンス+ファッション+アートをつなぐプロジェクト。

100人も心と体が同期する人々が集うと、多細胞生物のように、すごいエネルギーを放ちます。地鳴りのように老若男女を巻き込んだエネルギーの渦や振動がすごかった。









人は、やはり「つながり」を求めているのだな、と。心の核がしっかりと「つながる」ものを。

ただ、その「つながり」は、ネット回線につなげばどこかにつながる、ような不確実で浅く表面的なものではなく、深いイメージの世界を介して、芸術が扱ってきたような層を介してのつながりではないだろうか、というのが私の仮説です。


●PINK PUBLIC PROJECT





 





青葉市子さん+ヤマンドゥコスタさんのLiveで山形ビエンナーレ2022は閉幕でしたが、青葉市子さんの「機械仕掛乃宇宙」(作詞/作曲:山田庵巳)は神がかった演奏でした。


そもそも、わたしもデビュー直後のこの曲で彼女の出現を彗星のようにして知りました。

この曲を奏で唄えた、ことで、彼女は「青葉市子」というアーティストになったのだと思うのです。

そうした記念すべき曲を、単なる通過点としてではなく、常に自分を参照して深めていく曲として扱っていたことがよくわかる演奏でした。より深みと翳りを増した壮大な神話のような次元へと深化していることに、魔法にかけられたように見惚れたのです。

もちろん、その後のトリであるヤマンドゥコスタさんのギターも神業で鳥肌でした!風に揺れる稲穂のような青葉市子さんに対して、稲妻のように。(まだ二人の演奏の余韻に浸ってます)










●ヤマンドゥ・コスタ/青葉市子 ギターソロライブ



 

最終日に文翔館の現代山形考の展示は4度目の鑑賞。


いつ見ても、自分の意識がフォーカスするところが変わって面白い。それだけ重層的にミルフィーユのように時代とイメージとが複雑なレイヤーが重ねられているのですね。


こんな素晴らしい展示が見れなくなるのも悲しいですが、日本語の「さよなら」は接続詞の「そうであるならば・・・」という過去と現在と未来をつなぐ言葉ですから、その思いを噛み締めましょう。











●現代山形考~藻が湖伝説~






今日もまた、夜が更けて行きます。。。

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