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「いのちを呼びさますもの」アノニマ・スタジオ(2017) 第5刷

初の単著でもある「いのちを呼びさますもの」が、第5刷へと増刷となりました。

うれしいです。購入いただいた方、本当にありがとうございます。






生涯に一冊しか残せなかったら我が人生に悔いなしと思えるように、、、、と。

もし、書き上げた直後に目と口から吐血して死んだら(なにせ自分が集中している時には眼圧が上がるのを感じるので、眼から出血するるんじゃないかと、勝手に妄想がふくらみ・・。楳図かずおの読みすぎ?!)、墓碑にそっと置いてもらおうと。

自分の生と死の統合をイメージしながら思いを込めて書きましたので、何かそうした切実な思いが伝わるかな、とも。

子どもの時、生と死を分離せず一体として生きていたころの残響音のように。



●稲葉俊郎「いのちを呼びさますもの —ひとのこころとからだ」アノニマ・スタジオ(2017年12月22日)





岡本太郎の『アヴァンギャルド藝術』(1950年)という本を高校生で読んだ時、自分は医療の問題に置き換えて、太郎が見ていた同じ未来を共に抱きたいな、と思って書いたのを思い出します。装丁も無意識で影響受けてそう。

「先端的課題に正面から挑み、革命的に飛躍しなければならない。」と。


過去と現在と未来は、複雑な文様で巨大な星座を構成していますね。


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岡本太郎『アヴァンギャルド藝術』(1950年)

【この書を希望と信頼をもって

 若き日本の藝術家たちに捧ぐ】


アヴァンギャルド藝術は、もはや是非の問題ではない。

ここを通らずに明日の藝術はあり得ない。

回避せず、この偉大な二十世紀の業績を乗り越える。

それこそ眞の藝術創造でありこれからのアヴァンギャルドである。

足踏みは、瞬時も許されない。

先端的課題に正面から挑み、革命的に飛躍しなければならない。

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