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ヘルシーテンプル構想 by.寺子屋ブッダ

寺子屋ブッダとのコラボで、こういう企画を進めています。


自分は、医療を補う場は【温泉、お寺、美術館】と、本気(と書いてマジで)思っています。なぜなら、自分の体や心がゆるみ、喜ぶからです。


お寺は、ブッダの教えを伝える場であり、同時に日本独自のコミュニティーや場を作るうえで重要な役割を果たしてきました。


お寺には掛け軸があり、水墨画があり、庭園があり、仏の教えとしての哲学・処世訓・倫理があり、、、つまり、日本の芸術も哲学も道の世界も建築学も、、、すべてはお寺が保存して伝えてきていたのでは、と思います。


コミュニティーが急速に失われている現在。

人々が集う場として、自分はお寺に大きな期待を寄せています。

現代医学では太刀打ちできない問題がたくさんある現在。

養生の場として、自分はお寺に大きな期待を寄せています。


紀元前5世紀に実在して生きていたゴータマ・シッダルタ(ブッダ・釈迦)は、この世界はすべて虚構である。わたしたちの五感が勝手に作り出している世界である。すべては変化するのだ。悩みすらも変化する。常に現実は変化し続ける(諸行無常)、自分も変化し続ける(諸法無我)。そのことを真の意味で理解し、俯瞰的に見る視点を常に保ち、その上で、自利利他で生きていきなさい、と、「犀の角のようにただ独り歩め」と、あらゆる方便を駆使して伝えています。


ということで。

Zoomというオンライン会議を利用して、仏の教えを愛する慈悲深い人たちがともに集う場を提案したいと思います。


バーチャルリアリティー空間で、日本全国、お寺の場所を超えて人々が集う。虚構空間であっても情報を伝え合えるからこそ、実体のある生身の関係や、実際のお寺という場もさらに生きてくるのでは、と思うのです。


ということで。

まず第一回はお寺関係者向け、ではあるのですが、【ヘルシーテンプルコミュニティ基礎講座】をZoomのオンラインで行います。話を聞きたい方は、お問い合わせの上、オンラインでご参加ください。


今後はアーカイブしていき、色々な仏教者、仏道を探求する人たちの話がいつでもどこでも無料で聞けるようになると思います。


ご興味ある方、ヨーゼフボイスの社会彫刻という考えに共感する方、そして仏教の世界が好きな方!、同じ宇宙船地球号の乗組員として、ご参加ください!


■2020/2/6(Thr)(19:00-21:00):『心と体の健康塾 基調講演』(ヘルシーテンプルコミュニティ基礎講座)@Zoom online講義(まちのお寺の学校HP)(一般社団法人寺子屋ブッダ)(→詳細HP)(寺院関係者、地域医療関係者のみ)








●地域の健康に貢献するお寺





 

タイトル:ヘルシーテンプルコミュニティ基礎講座

日時:2020年2月6日(木) 19時〜21時

受講料:無料

対象:ヘルシーテンプル構想に関心のある寺院関係者

場所:オンライン講義 当日は、Zoomというビデオ会議室を使用します

講師:稲葉俊郎(プロフィール詳細は下記ご覧ください)

講義内容:

・「健康」とは何か

・「あたま」と「からだ」と「こころ」

・自分にとっての「健康学」

・充実した人生の入り口

参考図書:『からだとこころの健康塾』(NHK出版)





申込み方法:メールにて「氏名」「関連する寺院名」を support@machitera.net までお知らせください


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【ヘルシーテンプル構想】

ヘルシーテンプル。それは、人がイキイキ生きることをサポートする場です。 お寺が、活動的で生きがいのある生活や、 自分らしい人生を送るためのサポートをしていきます。 そもそもお寺は、人がより良く生きることに貢献する場でした。 お寺は長い歴史をもつ場だからこそ、「人生100年時代」の頼れるパートナーになれると考えます。 健康を維持するためには、良い生活習慣を保つことが大切です。 ヘルシーテンプルでは、 安心できる場、心と体を調える生活習慣、良き人のつながりを提供していきます。

また、この活動に賛同する寺院同士が学び合える場としてヘルシーテンプルコミュニティを構築します。このコミュニティでは、地域の健康に貢献するための知恵を深め、各々の寺院による活動から得られたナレッジを共有していきます。

 

【ヘルシーテンプルコミュニティ基礎講座】

ヘルシーテンプルコミュニティ基礎講座は、ヘルシーテンプル構想に賛同する僧侶のための基礎講座です。様々な専門家を招聘し、継続的に健康について学ぶ場を作っていきます。

その第1講は、「健康」を問い直すことから始めます。『からだとこころの健康塾』(NHK出版)の著者である稲葉俊郎先生と「あたま」「からだ」「こころ」の3つのつながりから、「健康とは何か?」を改めて考えていきます。

稲葉先生は、西洋医学ばかりでなく伝統医療や補完代替医療も広く修め、また、伝統芸能、芸術、音楽、民俗学、農業などにも医療との接点を見出し幅広く活動されています。今、命を語る医師として注目を集めています。

稲葉先生は「治療を目的にした医療に頼りきりになるのではなく、自らの健康を保つ養生という考え方をもっと大切にするべき。そして、その養生の場として、古来あるお寺や温泉は最適だと思う」と発言されています。こうした考えのもと、ヘルシーテンプルコミュニティにも参画いただけることになりました。

ヘルシーテンプルの役割は、治療ではなく健康維持。まずは、稲葉先生の「健康学」から学んでいきましょう。








 

【講師】

稲葉俊郎

1979年、熊本県生まれ。医師、医学博士。2014年~2020年、東京大学医学部附属病院循環器内科助教。心臓を専門とし、在宅医療、山岳医療にも従事。未来の医療と社会の創発のため、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行っている。2020年4月からは軽井沢病院へと移り、信州大学、東大先端研の二つの組織に所属しながら、世界一の保養地を作る挑戦をする。

2020年4月より、軽井沢病院総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督)を兼任。

著書に『いのちを呼びさますもの』(アノニマ・スタジオ)、『ころころするからだ』(春秋社)、『見えないものに、耳をすます 音楽と医療の対話』(大友良英との共著、アノニマ・スタジオ)など。NHK「ハートネットTV 心悩むあなたへ 古の東洋医学からのヒント」(2016年)、「SWITCHインタビュー 達人達 大友良英×稲葉俊郎」(2017年)に出演。

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