山形ビエンナーレ2022 2週目終わり、次は3週目
山形ビエンナーレ2022の2週目も終わりました。
●屋根のない美術館
道路が非日常に転換する様は面白い。
「水の記憶」のドローイングに呼応して、子どもも道に寝ている。
こうして日常を非日常に裏返して、また日常へと戻る行為は、人が死に近い体験をして蘇生して生きなおす時の意識変換の行為に似ています。祭りや能の真髄はそうしたところにあります。
普段と違う使われ方として、場も活性化して喜んでいました!
●いのちの学校/土と人
“そして、その山地民たちは祭りをはじめる”
稲葉俊郎(医師/山形ビエンナーレ芸術監督)、OLAibi(アーティスト)、橘田優子(植物染色作家)、コウノリ(サンシャインジュース代表)、コムアイ(アーティスト)、成瀬正憲(山伏/採集者)、野村友里(eatrip主宰/料理人)、R∞∞T LAB.(勝見淳平、瀬藤康嗣、マイケル・フランク)
カオスの中で色々な価値観の反転を繰り返しながら、その反転で得るの風力エネルギーを聖なるものに高めていくことが、祭りや芸術の力。場自体が磁性を帯びて、磁場となる、何らかの力を発する。
参加者が織りなす神聖幾何学のような複雑な立体が放つ場の力。
素敵な出演者たちのカオスと偶然性を中心軸に育んでいく時間は、まさに混沌の渦。最高の時間でした。
次は3週目(9/16-19)に入ります。
ここは祝日も含んでいます。
わたしはこの二つに出ますが、各所でいろいろあります。
わたしもウロウロしているので、見かけたらお声かけ下さい~。
<3週目>
▲9/17土曜12:00-16:00 「おくすりてちょう」をつくる【ワークショップ】(いのちの学校 /土と人)
▲9/17土曜11:00-17:00 FORMATA 地球外的で、活動的で、自発的な実体(いのちの学校 /土と人)
ホアン・マヌエル・カストロ(バイオアーティスト/情報科学芸術大学院大学准教授)、(出演時間未定:稲葉俊郎(医師/山形ビエンナーレ芸術監督))
Comments