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樹木の長い生命 熊本城 二の丸公園 藤崎台のクスノキ群

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 8 時間前
  • 読了時間: 2分

熊本に帰る時に、必ず熊本城に遊びに行く。


ここは高校生時代に学校をさぼってブラブラいたところ。二ノ丸公園なども何もない巨大な空間で、何もないからこそ何でもあり、そうした母性的な空間でこそ、色々な悩みも解消されたり解決されたりしたような気もする。


2016年の熊本地震の影響で、お城の石垣もまだ壊れたまま。壊れるから修復するし、修復してももちろんいづれ壊れる。修復するのは、やはり修復する意義があるからこそ修復するのだし、修復したいと思う人がいれば、残るべきものは必ず残り続ける。

リアルな熊本城と、熊本城の印刷物が並置されている二ノ丸公園の空間は、シュールなものだが、現代のようにリアルとバーチャル、リアルとフェイクがモザイクのように織り交ざる現代を象徴しているとも言える。














江戸時代に、各地で私塾がたくさんできた。

自分たちが学ぶべきことを仲間と学べる場をつくる、というのが私塾の役目。

熊本も藩校として「時習館」ができた。細川重賢は生活を切り詰めながら学問や文化を守った偉大な人。倫理を正し、文武の道に励むよう諭した。だから熊本は今でも文化の香りがする。

熊本城二の丸公園にある大きなクスノキも、この時習館の跡地に立っていた大木。

世界情勢もカオスな時代に突入してきたので、地に足着けて、大木のようにしっかりと自分の軸を立てて悠然と生活していく生き方こそが求められていくような気がする。そのためにも、学び深め、未知のものを発見していくことこそが大事だ。















地元熊本の人でもあまり行かない場所で、高校生の時さぼりの場所として愛用していた場所が、藤崎台のクスノキ群だ。

ここは平安時代くらいから藤崎宮の社殿があった。樹齢1000年近くの巨大なクスの大木が立ち並んでいる。ただ、西南戦争で社殿が焼けてしまい、藤崎宮は別の場所に移動し、戦後に藤崎台球場という野球場になった。

ここは無料?で草野球が見れたり(この時も、ちょうど、高校野球の予選をやっていた。)、神殿があった聖地であったこともあり、とっても居心地が良い場所だ。

ぜひ熊本城に観光で行く方は、このマニアックだけど壮大な藤崎台のクスノキ群を見に行ってほしい。1000年の時を越えて、不思議な時空とつながれると思う。クスノキは静かに人類を観察していると思う。









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